データエントリシステム
「ENTRY Pro 2020」

Entry Pro はクライアント／サーバ型のデータエントリシステムです。 小規模の場合はサーバーを必要としない構成も可能です。 データエントリとしての機能の他、通常の Windows パソコンとして使用する事も可能です。 従来の入力方式（連想入力）を知らないオペレータでも入力が可能です。

最小構成

PC 1台、スタンドアローン

基本構成

エントリサーバー、イメージサーバー及び 入力端末 × ｎ台 【サーバー OS】 Windows Server 2019, 2016, 2012R2, 2012R2, 2008

原票入力とイメージ入力の両方に対応

原票（紙媒体）はもちろん、原票をイメージデータ化した画像からもデータ入力が可能です。

イメージ入力

原票（紙媒体）の移動を最小限にとどめることで、セキュリティの向上や納期の短縮が図れます。 複数のイメージフォーマットに対応。 ( jpg, tiff, ...イメージファイルの暗号化にも対応可能。(AES 128，192，256bit）

① 画面上半分などの位置にイメージを表示されます。（表示位置やサイズは設定可能）
② 画面の空いている位置に入力画面が配置されます。
③ イメージには入力項目に対応する範囲がガイド表示されます。 入力項目の移動と共にガイド表示も移動します。 イメージの拡大／縮小／スクロールをキーボードでオペレータが操作できます。 マウスに持ち替えることなく作業を進めることが出来ます。

高品質な入力

エントリ・ベリファイ入力方式

エントリ・ベリファイ入力とは、一度入力したデータ（エントリデータ）を異なるオペレータがベリファイ入力（検査入力）する方式です。 違う人が検査することにより、オペレーターの見間違いによるエントリミスや、入力ミスを防ぐ事ができます。

リベリファイ機能やダブルエントリ方式にも対応可

無バッチ化

ペーパーレスエントリ

紙のバッチ票は 従来、イメージ入力でも不可欠でしたが、これをデジタル化し、バッチを画面から選択する事が可能になりました。

無バッチ化のメリット

データチェック機能

業務に応じた論理チェックをかけることができます。もちろん項目ごとの必須チェックや範囲チェックなどの基本的なチェックも設定可能です。
新機能　Quick checker 2020
従来はバッチを開いたり閉じたりなどの操作を繰り返して、チェック作業を行っておりましたが、ターゲット項目に直接オートジャンプさせる事が可能になりました。 この機能により作業時間の大幅な短縮が見込めます。 修正内容も含めて入力履歴は記録されます。遡及調査やオペレータ教育資料などに利用できます。

文字コード対応

JIS2004 、 CP932 、ユニコード 等の各文字コードに対応しています。 人名などで通常は入力できない文字は、 外字として入力可能です。

納品ファイル形式

固定長形式、ＣＳＶ形式 等、お客様指定のレコードレイアウトに準じた形式で出力可能です。

入力統計情報出力機能

入力に要した時間、タッチ数、種類別文字数などを業務別、オペレータ別に出力できます。 単価計算の他、進捗管理、オペレータ教育等に使用でき、品質の向上を図ることができます。 【統計情報イメージ図】

自動削除機能

入力に使用したイメージ、およびデータエントリシステム内の入力データを指定した期間を経過後、自動的に削除します。 削除したイメージおよび入力データ名はログに記録されますので、削除報告書の作成に役立ちます。

自動削除の例（イメージファイル）

①画像ファイルを検索
②保管期間を過ぎている場合は削除する。
（左例の条件） 実施日 2020/12/08
保管期間 90 日間 ⇒ 2020/09/08
以前の画像ファイルは削除される。